一覧に戻る

2022年7月25日  #0058 自分にとっての『暗闇』に挑む

いつもお世話になっております。岐阜市内で保険代理店を営んでいる株式会社L’s(エルス)の河合淳司です。皆様、如何お過ごしでしょうか。

 

先日、ホームセンターに立ち寄ると店内アナウンスで夏休みの子供さん向けに木工体験の参加呼びかけが流れていました。

「この夏の思いで作り、夏休みの課題取り組みとして~参加費は御一人180円です」

この内容には3つの訴求ポイントがあるなぁと勝手に分析していました。

①『思い出作り』→親子での共同作業ができ、お手軽(一人180円)に参加できる

②『夏休みの取り組み課題~』→本来であれば夏休みに入ったばかり。これは「我が子に段取り良く、夏休みの課題を早めに済ませておいてほしい」という親御さんの気持ちに遡及したもの。何故なら、子供さん目線では夏休みの期間内の段取りは見えていないが親御さんには段取りが見えている

③普段、カッコイイ場面を見せられないお父さんが得意のDIYを子供さんに見せられる。

 

参加者の中に4人家族(夫婦、男1、女1)の参加者がいて父親と子供さんが挑戦して奥様が見守っていました。

『肝だめし』でなく、『肝さがし』

段取り八分:意味として仕事に取りかかる下準備が完全にできていれば、仕事の8割は終わったもの

仕事に限らず、全ての物事において『はじめに手をつけるべき肝(きも)』のような部分ってあります。必ずしも その『肝』から始めないといけないルールはありませんがそこを抑えておくとその後の進み具合が全然違う、そこの部分です。

 

私事になりますが 、たまたま実家の古屋の改修工事に迫られて自前でDIYすることになりました。専門家に頼むには大したボリューム感でもないので できるところまで自力にて取り組むことに。

「不器用で全く知識のないところからどこまでできるのか?」を試してみるいい機会になりました。

 

今回は段取り八分の八分(肝)自体が何か分からないところからの挑戦で今後の思考の訓練になりそうな予感です (泣笑)

 

 

先ずは 前述の『段取り八分』は今回の改修工事において何に当てはまるのだろうか?を考えて現時点で現在位置を確認してみました。

①そもそも、建築に馴染みがなく業界で働いている方なら当たり前に知っている事が分からない

②最低限、必要な道具が分からない

③使用する材料が分からない

④修復する工程・工法(順番)が分からない

改めて確認すると『無いことづくめ』で道のりは遠いなぁと気が滅入ってきますが

 

高望みしても進まないので先ずは出来ることから。

(ザックリの青写真ですが)

①インターネットで建築関係の動画を観て一般的な知識を入れる

②最低限の知識を基に知人の大工さん、左官屋さん、建築資材屋さん、ホームセンターの店員さんなどに疑問な点を質問する

③ ②の各専門家の意見を統合して今の自分に一番マッチした資材選び、工法をチョイスする

④ 実際に施行して各専門家の意見を聞き修正を加えていく

 

最低限の道具を揃えて一番初めに手をつける作業は大工仕事で必要な『ウマ(木を支える台)』を作成することであることが分かってネットからの情報より自作で作ってみました。プロが作ったウマよいは随分、見劣りしますが木を支える機能があれば私には十分です。このウマが今後の大工作業の効率を劇的に向上させるファーストステップになります。

完成は まだまだ先になりますが小さなステップが目に見える形で一つ越えたことに達成感も湧いてきました。

実家のDIYは時間の隙間時間を用いて進めていくので短期的には完成しませんが気長に取り組んでいこうと思っています。(笑)

 

『どこから手をつけてよいか分からないこと・苦手意識があって後回しにしがちなこと』

私の場合はDIYですが

世間一般的には『お金のこと』、『生命保険・損害保険の見直し』が当てはまります。

「気にはなっているんだけど何となく気が進まないなぁ」

「(損はしたくないから)もっと調べてから手をつけよう。」

 

情報を集めにネットで調べるところまでは大半の方はします。

その後、次のステップに進まず『保留』にしてしまう方が本当に多いです。 

 

心の何処かに「手をつけたい」と少しでも思っていらっしゃる方は難しく考えずに先ずは小さく一歩を踏みだしてみる事をオススメします。

副産物としての効用として一歩踏み出したことで「今まで保留にしていたことが動く経験をして他の事も挑戦しよう!」となることがあります。

 

暑い日が続きます。体調にはご留意ください。