2021年6月28日 #0021 そうだ、今年も椿さんに行こう。
2021年06月28日
こんにちは。岐阜市で保険代理店を営んでいる株式会社L’s(エルス)の河合淳司です。皆様、如何お過ごしでしょうか。
6月末は何の日か分かりますか? 公務員、会社員の方ならボーナスの支給日を連想される方が多いのでしょうか。茶道で6月には三角形のお菓子が用いられることが多いです。6月は1年でちょうど真ん中、半分を終えたくらいなのが用いられる理由です。
夏越し大祓
『古来より日本には八百万の神々が宿る』という考えがあり様々な考えを受け入れて敬意を払えるマインドが好きです。
私は典型的な日本人で特定の宗教を熱狂的に信仰している訳ではないのでお盆、クリスマス、恵方巻、お正月、こだわりなく世の中の行事事にはタイミングが合えば参加してます。
我が家では毎年の6月末に三重県の椿大神社(つばきおおかみやしろ)にて夏越し大祓(なごしのおおはらえ)に参加しています。きっかけは実家で片付けをしていたら椿大神社の古いお守りが出てきました。恥ずかしながら場所も名前も知らない神社だったのですが調べてみると猿田彦命(さるたひこのみこと)が祭ってある社(やしろ)でした。
猿田彦命は以前、学校の授業で習った古事記の天孫降臨(てんそんこうりん)で道案内をした方だったので興味が沸いて訪れたのが始まりです。
せっかくなら、一度訪れてみよう、せっかく現地まで来たのだから、と試しに祈祷を受けてみました。
響き渡る太鼓や鈴の音、神主さんの読み上げる祝詞(のりと)、見慣れない巫女さんの衣装、舞の動き、など直で見て「こういうのもいいものだなぁ。ミュージシャンのライブを観に行くのと一緒でお金を払って古来の伝統芸能を見られる。そこに付随してお祓いまで付いてる。お得だなぁ。から何となく続いています。
(気を悪くされる方、ごめんなさい。神仏に対して不謹慎な表現ですが決して揶揄する意味ではないので汲んでください)
神社という荘厳な演出の中、1年の半分を過ごせた節目としてこの半年を振り返り、これからの半年をどの様に過ごすかを見つめる機会にしています。
よく計画の進捗を定期的に振り返る重要性は解かれています。人によって振り返りのスパンは違いますが振り返る事によって今までの自分のスピードが速いのか、遅れているのか、方向は正しいのか、間違っているのかを把握する事ができます。
面白いなぁと思うのは 例えば順調であった場合、「そのまま進め」なのか、「もっと早く進め」なのか「そろそろ来る障害物に備えよ」なのか、など選択肢は如何様にもあります。また、逆も然りで選択肢は沢山あります。
『寺社仏閣=神仏頼み』と考えかちですが自分の置かれた状況には様々な選択肢があってそれをどう認識して進んでいくのか、行動していくのかは本人次第です。ある意味、本人の解釈なので日々起こる事象を全てプラスとして見れるようになったら幸せだろうなぁ。 (笑)