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2022年7月22日 ♯0057 夏の到来から思うこと

こんにちは。岐阜市で保険代理店を営んでいる株式会社L’s(エルス)の河合淳司です。皆様、如何お過ごしでしょうか。

 

7月下旬になりセミの鳴き声も聞こえてくる季節に入りました。

数年、コロナ禍で何かと自粛を強いられてきた反動で「今年こそは~」と色々な計画を立てていらっしゃる方も多いと思います。海や川、登山や旅行など楽しい事が盛り沢山で選択するのが困ってしまうくらい多岐に渡りワクワクしますね。アウトドアが大好きな私にはたまらなく大好きな季節です (笑)

気持ちが高揚する傍らで夏になると毎年、耳にするニュースがあるのも事実です。

育てない 重ねない

ほぼ毎年、例外なく耳にするニュースがあります。山での遭難事故や川辺や海での水の事故です。聞き手である私達は「気の毒だなぁ。家族の方の心境を察すると心が痛いなぁ」「楽しいレジャーが予想外の事故になってしまった、」など被害者の方に寄り添う気持ちが湧く一方で「何故、そんなことになったなだろうか?」「分からなかったのだろうか?」など第三者の目線でみてしまうこともあります。事故が無くならないところをみていると如何に気を付けていても起こってしまうものですね。

 

(夏の事故ではありませんが)以前、私が目撃したケースですが、後少しタイミングが悪かったら事故になってた場面があります

 

①子供がボールを追いかけて道路に飛び出して事故になりかけた

②年配者(外見上80歳を超えているような)が周りを気にせず道路を渡ろうとして事故になりかけた

 

パッと思いつくのは

・①は子供さんがボールに夢中で全く周りをみていない

・②は年配者の方の視界が狭く、聴力も低下しており、かつ状況判断や行動が遅いので対応できていない

また、

・①、②の時に道路を通行していた運転手が気を付けていたので事故には至らなかった

・近くで歩いていた人が声をかけたから歩行を思いとどまった

などが挙げられます。

夏の事故と①②の事故寸前ケース は内容は違えど原因は遠からずかなぁと推察されます。

 

夏の事故は気分が高揚しているところに普段なら注意すべきリスクを甘く見積もってしまう、もしくは気候や状況把握を見誤る、たまたま誰の人の目も届かない死角になる状況を作ってしまう など

 

勝手な私の主観ですが『事故は小さな偶然が重なって起こるもの』という考えを持っています。

裏を返せば

『小さな偶然が一つでも重ならなかったら事故・アクシデントは紙一重で避けられる(起きない)』

『大事故は、小さな偶然(事故・アクシデント)を重ねてしまうから起きやすくなる。ならば小さな偶然(事故・アクシデント)が起きた際に次の偶然(事故・アクシデント)を取り除ければいい』

良くも悪くも、たまたま弊社は保険代理店を営んでいるので職業病でしょうか、一般の方よりも『リスク』に対しての捉え方は日々、分析・咀嚼する癖がついていると自負しています。(笑)

 

幽霊の正体見たり枯れ尾花

 

話は変わりますが よく保険の営業担当さんから「日常に潜むリスク(例えば病気、など)は怖いですよ、備えましょう」と不安を煽って営業された経験がある人が多いと聞きます。

彼等(彼女等)の言い分は間違っていないのですがどこか嫌な気分になるそうです。理由は簡単でアクシデントを大きく強調されてアピールされるのである意味、脅されているのと同じだからでしょう。それもリスクがゼロではなく少しの可能性を残しているからでしょうか。言われる方は気分よいものではないのも分かります。

 

諺の中に『幽霊の正体見たり枯れ尾花』があります。怖いと思っていた幽霊の正体はよく見たら枯れた木だったりします。正体が分からないうちは怖いですが分かってしまえばどうってことはありません。

 

この諺と同じリスクも枯れ木と同じです。(※ 全てあてはまりませんがニュアンスとして捉えてください)

人は正体さえ分かれば(確認すれば)大したことないのに過大に幽霊を怖がってしまう。

怖がり続けるならサッサと正体を注視してしまえばいいと思います。99.999%の確率で枯れ木です。

 

仮に0.00001%(←適当な表現です)の確率で本当の幽霊なら、、その場を去って逃げればいいだけです。

戦う訳でもない、争う必要もないのですから。(笑)

 

「まず、事前にリスクに育ちそうな種の発生する可能性を発見しましょう

「種の存在がわかってしまえば大きくする要因(条件)を外してしまいましょう。条件が整わなかったら起きません」

 

ちなみに取り扱っている保険商品(生命保険・損害保険)の機能で役に立つことは

アクシデント(ケガ・入院・事故など)が起きてしまった後の次のアクシデント(休業による収入減少、修繕費などの費用の支払)を金銭として補填する仕組みです。

そのプロセスで弊社の担当者が持ち得る金融知識、公的制度の利用などのアドバイスを行って1日も早い日常への復帰のアシストを行うサービスを展開しております。

これ以上の機能はありません。

 

 

これからドンドンと真夏になります。暑いからこそ、人は開放的な気分になり非日常体験をしたくなります。

楽しさと危険は隣合せ。0.00001%でも多少のリスクがあることを頭の片隅に置きながらこの季節を満喫していきましょう。

 

余談になりますが上記の内容に反論として

『そもそも出歩かなかったら何もリスクに巻き込まれないのでは?』

とも聞こえてきそうですが

そのスタンスでいくと『能動的に活動しない方が賢明』となってしまうので

そのツッコミは無しでお願いします。(笑)