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足し算が存在する事を発見しました。

こんにちは。株式会社L‘s(エルス)の河合淳司です。皆様、如何お過ごしでしょうか。

 

4月も中旬にさしかかり暖かい日も多くなってきましたね。今まで控えてきた屋外での作業をついつい探してまで手につけてしまいます。

その中の一つに今年、初挑戦したものがあります。農作業の接木(つぎき)です。

接木とは既存する樹木の切断面に穂木(1)を合成してその部分を補修して樹木の育成期間を大幅に短縮させる方法です。

 

過去に自分が怠って枯らせてしまった部分、切りすぎて大幅に樹形が崩れてしまった部分が何箇所かあり、目に入る度に心が痛みます。

相手が生き物だから以前の様な姿には戻せません。仕方ないと割り切ってましたが 考えてみるとドナー制度ではありませんが人間が移植手術によって欠損した部分を補えるのであれば植物も同じ類の方法はあるのでは?と興味が湧き調べてみると『接木』のキーワードに辿り着きました。

農業に携わっている方なら当たり前の方法らしいのですが知らない私にとっては目から鱗。早く気がつきたかったワードです。

もちろん、この言葉は聞いた事はあったので知っていたのですが深く考えずにいた私にとって文字通り「ただの語句」でした。

 

剪定は将来の成長を見越して引き算(枝を切り落とす)するのに対し接木は無くなった部分を足す作業。そんな夢のような足し算ができるのかと思えて斬新に映りました。

 

上手くいけば穂木が樹木と一体化して芽吹きます。慣れている方は成功率90%くらいだそうです。答えは1ヶ月後、成功しても失敗しても経験値は手に入るので結果が楽しみです。

 

1)穂木芽がついている枝。冬の剪定の時期に冷蔵庫にストックしておいたもの

カスタマイズされた外側のWord

現代において様々な事が目眩く進んでいますね。

巷で流行しているもの、世の中の常識的な考え方などちょっと前の事が陳腐してどんどんと目新しく目の前を通り過ぎていきます。

自分が知らないうちに店頭や広告媒体、知人を通して「〇〇は今凄く人気でみんな知っているよ!」と聞いて流行やトレンドに乗り遅れているなぁと感じる事も多々あります。

以前、テレビで聴き慣れないミュージシャンが急に多く出演している事を20代のお客様と話していたら「えっ?今更知りました?半年前からSNSで有名だったからみんな知っているモノだと思ってました」と聞き、ここまで差が出るものかと感心した一件がありました。

ミーハー(流行を追いかける人)と言い捨ててしまえば それまでなのですが学ぶべき要素は沢山あります。

 

情報収集のアンテナが高い人は好奇心が高く、今までの思考や常識に囚われにくいので新鮮な情報を多く入手します。

最近の携帯電話は賢くなってどんどんと所有者の趣味・趣向に寄せられているので 検索すればするほど所有者用にカスタマイズされていくのはご存知でしょうか。

当人の趣味趣向、関心事が過去の検索ワードで優先的に出てくるようになり、偏った情報に囲まれていく。興味がそもそも自分の好みのワードに固められているのでその他の言葉は縁遠くなり、意識の外へ外へと追いやられていきます。

冒頭の『接木』のワードから『知っていて目の前を通り過ぎているだけの言葉』は意外と多く存在するのかもしれません。

ミーハーまではいかなくとも、ある程度のアンテナは高く持っていたいものですね。