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2022年8月2日  #0061 嫌われる太陽 好まれる月(癒しの静寂)

こんにちは。岐阜市で保険代理店を営んでいる株式会社L’s(エルス)のお河合淳司です。皆様、如何お過ごしでしょうか。

連日、異常な気温の上昇が続いていています。近年、日本国土の夏は温帯湿潤気候と呼ぶにはほぼ遠く赤道直下のような暑さです。(本場の暑さを知りませんが。汗)

今は酷暑で日中に外出すること自体を控えるのが賢明ですね。

酷暑の期間になると思い浮かぶのはアラビアンナイト(千夜一夜物語)の世界観

従来なら喜ばれる太陽。しかし激し過ぎるが故にこの時期・この世界の太陽は敬遠され、真逆に従来なら敬遠されがちな月が癒しの世界の象徴として好まれる。闇の象徴である夜が尊重される、何とも不思議な感じ。

 

50年前なら理解できなかった『異常な酷暑』。私たち日本人にとって古の砂漠の民の生活模様を垣間見える情景ともいえますね。

ひっくり返して物事を捉えてみる

冒頭のアラビアンナイトの価値観、好きです。

太陽と月、日中と夜、オンとオフの常識をスイッチしてくれる。パラダイムシフト(物の見方の変換)のキッカケのようで面白くないですか?

冷静に世の中を眺めると日中に働く人ばかりでなく、夜中に働く人も沢山いらっしゃいます。『学生さん達の生活リズムは昼夜逆転している人が多い』と聞きますが、これは『日中に活動している人が標準に物事を捉えている』からです。

住みやすい季節の日中が標準として捉えているから、それ以外は不快・異常。

もちろん、快適の方がいいに決まっています。

できれば1年中、快適な日ばかりであってほしいです。けど避けられないのが現実。

不快・尋常でない暑さだからこそ、普段では見落としがちな場面・ポイントを積極的に味わえるように楽しみたいものです。

 

私たち日本人は1年中、四季折々の変化に富んだ国土に住んでいます。1年中、変化しっぱなしの環境に適応しているのだから変化に対応するのは得意であるはず。

雨が降ったら傘をさす。

暑くなったら上着を1枚脱ぐ。

巨大な台風が自宅の地域に到来するなら事前に雨戸を締める。

細かい事例を出せばキリがありませんがいくつでも列挙できますね。

日常生活の延長で私たちは準備・予知するのは難しくなさそうです。

 

趣味で登山にハマっていた経験で思い出すと準備する登山グッズは多岐に渡ります。

『山の天候は変わりやすいから何が起こっても万全に備えていくように』

合羽、靴の泥除けカバー、熊除けの鈴、など結構な量になります。

(カタチから入るタイプなのでそれなりに持ってます 笑)

以前、富士山登頂に行ってみると外国の女の人でTシャツにジーンズのパンツ、スニーカー。荷物はスーパーのレジ袋一つで登っていた姿をみました。

始めは、とても驚きましたが本人は全く気にしてない様子。

ここまで価値観が違うんだなぁ、ひょっとして彼女は準備しすぎている私たちをどの様にみているのか?とも思いました。ひょっとしたらジョンレノンの言葉(※1)を大切にしている人なのかなぁ?

日本人が心配性なのか?いや、この状況は彼女が無謀なだけだと思いますが 笑

 

 

(※1) 世界的に有名なビートルズ・ジョンレノンの言葉:人の言うことなんて気にしなくていいんだよ。「こうすれば、ああ言われる、、」こんなくだらない感情のせいでどれだけの人がやりたい事もできずに死んでいくのだろう。

 

とりとめのない話をダラダラと書きました。

皆様は寝苦しい夜はどうやって過ごされますか?

アラビアンナイトに倣って読書を楽しむのはどうでしょう?

私は、せっかくなので今晩は外に出て月を背にウォーキングなども楽しんでみようかな、と思います。