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2021年7月22日 #0039 未来を見通す人達にあやかる

おはようございます。岐阜市で保険代理店を営んでいる株式会社L’s(エルス)の河合淳司です。

皆様、如何お過ごしでしょうか。

 

お中元の時期になりました。お世話になった方に感謝の気持ちをこめて贈答品を贈る風習です。以前より全体の数は減少していますが百貨店、コンビニなど至る所にチラシが貼られて商品もズラリと並んでいます。毎年、同じような催しでも時の世相を反映されているラインナップとなっているので注意深くみていると面白いですね。

私が考えた今年のお中元のテーマ(キーワード)はこんな感じでしょうか。

・三蜜回避の流れのお中で贈る商品は何を選ぶと喜ばれるのか?

・無観客でのオリンピック開催×外出自粛(巣ごもり需要)

バイヤーから学ぶ

 

お中元の商品からバイヤーさんの事を考えました。商品をチョイスして世の中に送り出す仕掛人(ヒットメーカー)の人たちです。

何か月も前から素材を選び商品化。彼らは消費者が喜ぶであろう何かを当てにいく。当たれば「なぜヒットしたのか」、外れて売れなかったら「なせ外れたのか」失敗を検証して 次回の商戦時期に向けて新たな仮説を立てる。仕事のストレスも多少は

かかるけど上手く行った時の達成感は大きいんだろうなぁ。

 

バイヤーから私達の生活に取り入れるマインドがあることに気がつきました。リスクを取りに行く姿勢。詳しくは『今までやった事がない方法を試す』アクション。

老後の『2,000万円問題』が明るみになって大半の人が資産運用に意識が向くようになりました。直ぐに動ける人は稀でほとんどは『他人の様子をみてから動こう』と考えます。本心で誰もが損はしたくありません。リスクも取りたくない。賢い消費者になりたいが動きたくない。

バブル崩壊以前の親世代は『銀行預金に入れておけば安泰、資産運用は優先せず真面目に本業に取り組んでいけば老後は安心』の価値観でした。

それは裏を返せば『余計な動きはしなくていい』です。

現代では『動かない賢い消費者』でなく『動かないリスクに気づいていない消費者』と言え、時間が経過すればするほど余計に動けなくなるスパイラルに入っています。

ご自身の資産運用を考えることはバイヤー達が取っているリスクと比べると全く比べ物にならないです。何故なら、私達が通り組むべき資産運用の第一歩は『資産運用を知ること』だからです。一見、馬鹿げた内容に聞こえますが『先ずは知ること』小刻みに分解して知識を習得していけば あんなに怖かった(不安だった)資産運用が気づけば興味の対象になり、更に一歩進めたくなります。参考までに、こんな諺があります。

幽霊の正体見たり枯れ尾花:幽霊だと思って怖がっていたがよく見たら風に揺れる枯れたススキだった

 

もうしばらく御中元が店頭に並びます。仕掛け人であるバイヤーさんたちは固唾を飲んで自らの選んだ結果を見守っているのでしょうか。