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2021年7月15日 #0034 主張してますか? (私は)見え過ぎなくても大丈夫。

こんにちは。岐阜市で保険代理店を営んでいる株式会社L’s(エルス)の河合淳司です。皆様、如何お過ごしでしょうか。

 

画像の解像度(表示の細かさ・画素数の密度)をあげると重くなってしまう(処理速度が下がって画面移動が遅くなる)ケースはよく聞きます。

 

携帯電話を購入する際、「頻繁に写真を撮るから画素数が高い方がいい」「使用目的は通話のみだから何も機能は不要」など使用する頻度や目的によって必ずしも全ての機能を網羅している必要はないのですが『全部の機能が入っていれば外さない(手堅い)』と明らかに使用されないオプションまでセット購入されるケースが後を絶たないのは何故でしょうか。

人は昔も今も変わらない

 

人は全てにおいて事細かく情報収集をしてジャッジするのは不可能です。基本的に人間の脳は自動的に省エネモードへと切り替わります。毎回、毎回、考えて判断していると脳が疲れてしまうので 極力、思考のプロセスを行わずに過去の経験則に習って最短で判断したり、(例えば 「以前、○○だったから~」) 時には思考停止してしまうのは当然です。

例えば 「以前、○○だったから前例に習って△△にしよう」

「分からないからスルーしよう」

「できれば目の前から課題が消えてくれないだろうか?」

「結論を出すのがストレスだから保留にしておこう」

これらは怠けた思考でなく人の脳の仕組みが原因です。諺で『知らぬが仏』『臭い物に蓋をする』のような思考停止、課題スルーを表現した言葉が残っているので人類は昔から脳の特性を理解していたのでしょうか。

 

『興味がない分野は思考停止・スルー。興味がある事柄はドンドンと検索して調べてでも深掘りしていく』傾向にあります。だから冒頭の携帯電話の購入の場面で『外さないから全機能をつけておこう』となるのも納得できます。

これは携帯電話の話ばかりでなく生命保険商品の加入時にも同じことが言えます。カタチが見えない、よく分からない。一般的に生命保険商品は病気や介護状態、万一の時に初めて機能する(支払われる)商品なので馴染みがない・ピンとこないのは当たり前です。

何故なら不測の事態は突発的な事象なので日常の生活からイメージできないのが普通の感覚だと言えます。

あまり細かいことばかりを考えていても疲れてしまうので時には足を止めてみるのもいいですね。

 

※文章の表現で気分を悪くされる方がいたらごめんなさい。あくまで『ご自身の情報の取捨選択の癖』を考えるきっかけになればと記載しました。ご理解いただければ幸いです。