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2021年3月28日 #0011 SAKURA

こんにちは。岐阜市で保険代理店を営んでいる株式会社L’s(エルス)の河合淳司です。皆様、如何お過ごしでしょうか。

今日、スーパーに食材の買い出しに行ったら決算棚卸しに際して営業時間短縮の貼り紙が目に留まりました。

新年度の足跡がもうそこまで来てますね。

桜=○○

3月末〜4月始めの年度末・年度始めの時期に日本では桜の季節と重なります。桜をみて浮かび上がってくるキーワードが2つあります。

 

年年歳歳花相似たり歳歳年年人同じからず(ねんねん さいさい あいにたり さいさい ねんねん ひとおなじからず)』

意味:花は年々ごとに変わることなく咲くが人の境遇は年ごとに変化していく。自然が変わらないのに対し人の世ははかなく移りやすい

 

明日ありと思う心の仇桜 夜半(よわ)に嵐の吹かぬものかは

意味:桜はまだ明日も美しく咲いているだろうと安心していると、その夜中に強風が吹いて散ってしまうかもしれない。明日はどうなるか分からない。

 

との出会い 

はじめ、漢字が重なっているので面白い漢詩だなぁと思ったのが第一印象です。

当時、私は中学生(14歳)で たまたま日曜日の朝に早起きしてテレビをつけるとNHKの漢詩の番組を発見しました。学校の授業で漢文を習い始めで何となく観ていました。

上記の漢文はちょうど今時分の季節でした。

 

との出会い

私が20歳の時、友人を集めて満開の桜の木の下でBBQをしました。

景色も最高で楽しかったのですがある程度、食べ終えて談笑をしていたら急遽、天気予報が外れて土砂降りになり慌てて片付け各々解散しました。

次の日、仕事に出勤して上司と話していた時にの和歌を教えていただきました。

その上司は「若いのは今だけだから悔いのないように楽しむことは良いこと」と言われました。その晩、何となく前日のBBQをした場所に訪れてみると あんなに綺麗に咲いていた桜がほとんど散っていました。

「あんなに綺麗だったのに1日でここまで変わってしまうのか。思い立ったら直ぐとりかかろう。」と胸に刻まれました。

『老い』って何だろう?

日本人なら誰でも知っている一休さんの有名な逸話があります。本来、お正月は家族や友人と祝うものですが一休さんは「歳が明けたということはまた一つ死に近づいた事と同じ」と頭蓋骨を持ち街中を歩いたそうです。

考えたくはないですがこれも事実。

 

私自身の感覚ですが あっという間に大人になり、あっという間に目の前の事に向き合っていたら今日まできてしまった、気がつけば45歳。人生100年時代と言われる現代では折り返し地点でしょうか。

20代の頃と比べて体力が大幅に落ち、疲れが溜まりやすく、脂っこいモノが食べられなくなってきました。

悪い事ばかりでなく、20代と比べて人生経験を積み重ねたので物事が多面的に観られるようになったり、自身の事(体力だったり、性格だったり)が多少、理解できるようになり規則正しい生活を送れるようになったり、出来事にたいして自己分析をするようになりました。

 

仏教の教えの中では『老い』は苦しい事、辛い事と位置付けされています。出来る事ができなくなっていき何事にも億劫になって行動するのが面倒になっていく。無力感が募りやすくなるそうです。

どうせ避けて通れないなら ちゃんと現状を受け入れながら楽しく生きたい。出来るだけ大切な人、心許せる人達との時間を優先して限られた人生を有意義に過ごせたら幸せですね。