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2022年9月5日 #0080 良い面にスポットをあてる知恵

こんにちは。岐阜市で保険代理店を営んでいる株式会社L’s(エルス)の河合淳司です。皆様、如何お過ごしでしょうか。

 

秋といえば実りの秋。収穫の秋で沢山のおいしい食材が出てきますね。市場に出始める頃は『今年のハツモノ』『はしりもの』、最盛期は『旬のもの』『さかりもの』、終盤は『なごりもの』と表現されます。

巷では食に対して『アジヘン(調味料を用いたりして味を変化させて楽しむこと)』がありますね。このアジヘンの考え方はラーメン屋さんなどで使われます。

「始めは本来の味を召し上がってください。次に薬味を~、お酢をいれると~、最後はご飯を~」

この発想は昔からある『はしり・旬・なごり』の味わい方の変化形かもしれません。

秋の食材から物事を分解するヒントを得る

食材の収穫時期にスポットをあてて3段階に分解する、各時期の特徴をつかんで楽しみ方を変える。

 

はしり:その年で初めて取れた事を愛でる。今年も食べられる事を喜ぶ表現

旬:どんどんと市場に出回ってきて一番、美味しい時期の食材を堪能する

なごり:収獲時期が終焉になって食べ納めのような、名残惜しい気持ち

 

それぞれの良いところに目を向けているから味わえるのですが

 

はしり:最盛期の美味しさと比べるとイマイチだなぁ。

旬:どこでも売っていて食べ飽きたなぁ。いつでも食べられるし。

なごり:まだ、あるんだね。出始めの頃のようなワクワクもないなぁ。

 

それぞれの悪くとれる部分に焦点とあてるとこんなにも差が出てきます。昔の日本人は根っからのポジティブ思考だったのでしょう。笑

 

何らかの出来事が起こった時、悪く捉えたら悪いことに、前向きに捉えたら良いことになります。まさに生活に溶け込んでいる先人の知恵ですね。

 

このブログを通して少しでも生活のヒントになれば幸いです。