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2022年8月25日 #0076 自分だったら何処を委任する?

こんにちは。岐阜市で保険代理店を営んでいる株式会社L’s(エルス)の河合淳司です。皆様、如何お過ごしでしょうか。

月初のことを振り返れば随分と涼しくなってきました。気がつけば8月も下旬に入りました。先日、お客様宅でテレビのバラエティーで夏休みの子供さんの課題研究のネタ番組が流れていました。そろそろ残っている宿題が気になってくる時期で子供さんのいる家庭では何かと忙しくなってきました。最終日に溜め込まずに今日から30分でも取り組めば後が楽になります。頑張ってくださいね。

ポンはぜの記憶

 

最近、OEMが認知されてきました。大雑把にいうと業者に委託して個人的なプライベート商品を製造してもらう方式です。会社の社名や個人の似顔絵などをメジャーなスナック菓子の梱包に印刷するパターン(販売促進の資材として用いる)、個人の生産物を製品まで加工してもらうパターン(お米を日本酒にしてもらう・蜂蜜をお菓子にしてもらうなど)条件をカスタマイズして双方が合意できれば色々なことができます。

現代は昔なら叶わなかったことが実現できてしまう、良い時代になりました。

以前なら全てを自前で行わなければいけなかったことが得意な部分は自前で行い苦手な部分は外注する(プロに任せる)。

諦めていたこと、始めから視野にも入らなかった事が手に届くようになりました。

 

私の周りでもOEMを通して自己実現、または新規事業を立ち上げる会社さん、個人の方のお話を聞いていると「なるほど!」と日々、刺激をいただいています。OEMの話を聞くたびに思い出すのが『ポンはぜ業者』さんです。

 

私が子供の頃、不定期で『ポンはぜ業者』がやってきました。業者さんは加工する機材だけ設置していて利用者は原材料(お米、もしくはマカロニ、砂糖)を持ち込み、完成時間になったら取りに行く仕組みです。当時はまだコンビニエンスストアが地元にはなかったので業者さんが来ていると親に頼んで『ポンはぜ』を作ってもらっていました。子供達は待ち遠しくてその場にとどまり、完成するまで見ていた記憶があります。商品の完成形も、要望を聞いてもらえて練飴のように板状やバラバラになった状態にしたりと商品を買うシステムでなく、原材料は持ち込み、加工に対して代金を支払うシステムが新鮮でした。

 

考えれば当たり前なのですが、目に見える商品を購入するのではなく、加工(サービスを受けること)に対して対価を支払う。

私の取り扱う保険商品は目に見えませんが24時間365日保障する安心を買っていただく。サービスが違うだけで一緒ですね。

ただ、違うのは『その商品(サービス)を買ってワクワクするか?』

そこは取扱者である保険代理店の私たちが正しいカタチで『見える化』し皆様に分かり易く伝えていくことが使命だなぁと改めて感じました。

 

ビジネスは『痒い所に手が届く』サービスが世間的に受け入れられやすいといいます。たまたま放映されていたバラエティーの『夏休み課題』の番組は宿題で頭を抱えている(痒い場所がある)ご家庭には魅力的な番組であるといえるのでしょうか。(笑)

 

このブログを通して少しでも生活のヒントになれば幸いです。