一覧に戻る

2021年7月16日 #0035 かくれんぼ探し? カードゲーム? 実は、、

こんにちは。岐阜市で保険代理店を営んでいる株式会社L’s(エルス)の河合淳司です。

皆様、如何お過ごしでしょうか。

所属している茶道団体のオンライン茶会がいよいよ明後日に迫り関係一同、是が非でも成功させたいと願って準備に取り組んでいます。始めはスケジュールを見て『できるのだろうか?』と不安を覚えたのですが始まってしまえば何とか形になっていくものですね

 

大人の娯楽

 

茶会は何回、関わっても飽きることなく参加しています。(大半は来客側ですが)

個人的に気に入っており声を掛けていただいたら出来る限り参加したいです。

理由は 茶会には『大人の娯楽性が散りばめられているから』

招待する側はコンセプトを掲げて道具、お菓子、食事、空間に至るまでプロデュースして 来客を招きます。

外の庭、玄関、待合室、など綺麗に掃除されているのはもちろんの事、各場面で気にしていないと見過ごしてしまう配慮が粋だなぁと関心します。ワンポイントの小さな一輪挿しの花、ほんのりと香る匂いなど見落としがちな部分まで造りこまれています。

ある意味、来客と主催者側で『かくれんぼ探し』をしている感があります。

その『かくれんぼ探し』の先にもう一つ隠されている事柄があります。来客が気づかなかった仕掛け(サービス)を主催者側は何事もなかったように振舞われる事です。

『膨大な時間を費やしておいて気づかれない』は寂しいです。主催者側なら造りこんだコンセプトをできれば全部、気づいて欲しいと願うのは当たり前です。

そこを敢えてスパッと忘れる(執着しない)姿勢です。

『気づいてください、こんなにこだわったのですが・・』とならない。

 

これはカードゲームで例えるなら

①事前に持っていた手札をいかに気づかれず捨てれるか

②(対戦相手は)相手が手札を『捨てていることに気づく』

③(対戦相手は)捨てた『手札は何か』を推測する

 

カードゲームなら対戦相手に勝つことが目的なので双方の心理は

①『よし! 相手はこちらの捨てた手札に気づいていない』

②(対戦相手は)『しめしめ、今、手札を捨てたコトに気がついた。相手の意図を見破ったぞ。』

となるのですが茶道はカタチが対戦でなく主催者側と来客の双方で作るものなのでカードゲームのようにはなりません。

 

主催者側:せっかく時間を作っていただいたのだから気持ちよく楽しんでもらおう

来客側:ここに至るまであれこれと手間をかけていただいたのだろうなぁ。ひょっとして自分が気づかない部分にも時間を割いてもらっているかも?

 

相手に恥をかかせない、自分だけ気分よくならない。

 

日常に茶会のような『双方の心のやりとりの視点』を持っていると見え方が変わってくるかもですね。

 

弊社は資産形成のお手伝い、ライフプランニング、生命保険・損害保険のお見直し、iDeCoなどサービスを提供しています。お客様と弊社の関係はサービス提供者とサービス受益者になりますがカードゲームのような対峙する関係性でなく、双方を尊重しあえる関係性を築いていく所存です。

 

7月も半分過ぎていよいよ暑くなってきます。お互いに体調にはきをつけていきましょう。

 

※茶道という伝統文化をカードゲームなど娯楽のように表現するのは不謹慎ですが 決して軽じたり、駆け引きのような狡猾な意味合いではありませんのでご理解ください。