2022年8月3日 #0062 水分補給から学ぶこと
2022年08月03日
こんにちは。岐阜市で保険代理店を営んでいる株式会社L’s(エルス)の河合淳司です。皆様、如何お過ごしでしょうか。水分補給が欠かせない毎日が続いております。一口に『水分補給』と言っても十人十色。職場にマイ水筒を持参される方、コンビニのペットボトル飲料を購入される方、水道水を利用される方など当人が置かれている状況や環境、価値観も基づいて何を選ぶか変わってきます。私は水派でペットボトル(2リットル用)を2~3本は飲んでます。SDGsが提唱されている時代にはそぐわない、省エネとはかけ離れた生活をしています。笑
取捨選択を考える
水の大量摂取は私の持論として新陳代謝を重視していることが挙げられます。誰もが健康は維持したいもの。体の中に老廃物や不要なものを溜めずに極力、外に出したい。どうすればお手軽にデトックス(毒素を抜く)できるか?を考えていたら振り返ると『水』が相棒になっていました。
話は変わりますがケンブリッジ大学Barbara Sahakian教授の研究によると人は1日の間で最大3万5,000回の決断をしているそうです。「大げさな話だなぁ。私はそんなに行動していないから当てはまらないだろう」と思われるかもしれませんが、これは無意識的に行っているルーティーンも含んでいます。
朝、目が覚めてから何を行いますか?真っ先にトイレに行く人、寝室のカーテンを開ける人、キッチンに向かい冷蔵庫からドリンクを取り出す人、外に出てランニングする人。これも立派に選択している行動の一つです。無意識に行っている、この選択をさらさらと実行する。もちろん、目が覚めてもベットの中でしばらく何もしない事も選択した行動です。
自分や家族のルーティンが隣の家に住む人には全く理解されないこともあるかもしれませんね。興味深いです。
毎日の中で3万5,000回も行動選択を行い決定している私たちは全てを意識していません。何故なら脳が疲れてしまうので極力、省エネして選択回数を減らそうとしています。
以前に行動した結果、不都合がなかったので前回と同じ行動を取れば間違いないだろう→繰り返していくうちに考えるエネルギーを使わくても選択・決定できる凄い機能が備わっています。
『○○さんが良いって言ってた。多分、良い商品なんだろう。だから購入」しよう』
『△△さんが悪いって言ってた。多分、悪い商品なんだろう。だから購入しない』
これも立派な脳の省エネといえます。
今の時代、SNSの発達で影響力のある人の発言に乗っかって取捨選択・選択決断を委ねてしまうのは便利でもあり、危険でもあります。
そこには明確な理由が存在します。
大前提となる背景の違いをも見落としているからです。
例えば資産運用一つとっても当人の総資産、収入(働き方)や支出(持ち家・賃貸)、家族の構成(独身・結婚の有無・扶養する子供とご自身の年齢)、身近な家族の価値観(配偶者の金銭感覚・金融リテラシー)、親の近い将来(自立していけるだけの金融資産があるか・介護状態になった場合に誰が支えるのか)を加味すると「○○さんが言ってるから~」で安易に乗っかるのはナンセンスですね。
難しく考えると『全て自分で選ばなきゃいけないのか?大変そうだ。』と考えたくなくなりますが、そこはハイブリッドで行くのが賢明です。
①ある程度の基本的な考え方を抑える
②自分が置かれている状況を把握。①との差異をしっかりと把握する
③間違っても良いから小さく選択してみる
④途中で①に入手した情報との違いに気づいた時点で修正していく
この①から④のプロセスでの重要になってくるのは②です。
①はSNSや信頼できる人から入手した情報です。説明しなくても既に入手されています。その『情報をくれた人と自分の置かれている状況の違い』を知る事って難しいです。何故なら自分自身の状況を正確に把握できていないからです。どうしても自分のこととなると主観が入ってしまい客観的に把握できないことが多いです。
今回のブログを書いていて思い出したのですが古代中国の歴代皇帝を取り巻く状況に似ているなぁと。中国は歴代が深く事細かに歴代皇帝の話が残っています。良い政治を行った人、悪い政治を行った人様々ですが大概のパターンは
・どのような時代背景なのか
・側近(信用する部下)は誰を近くに置くか
・遠ざける人(重要視しない考え方)は誰なのか
・どのタイミングで実行したのか(または実行しなかったのか)
→故に○○皇帝は名君(国を繁栄させて優秀)である、または暗君(国を傾けて愚か)である
私達、現代人は皇帝ではないですがイチ個人、イチ家庭、イチ企業体と置き換えたら似てますね。
本当に毎日、暑い日が続きます。皆様、水分補給はお忘れなく。
弊社は保険代理店です。保険選び・生命保険(損害保険)見直しのアドバイスを行っています。大切にしいる項目として
『弊社に関わった企業様・個人様に幸せになってほしい』
『L’s(エルス)は変わってるなぁ。今までの保険代理店さん、来店ショップさんと違って保険の概念を壊してくれた。(※ 誤解のないように。他社批判ではなく保険に対しての捉え方の違いです)こんなスタンスで世の中を捉えて一緒に歩んでいけたら面白くなりそう。ピリッと良く効くスパイスのような会社だね。』
弊社の社員一同、これからも日々、研鑽を積んでいきます。堅苦しい意味ではなく、楽しく学んでいきますので今後ともよろしくお願いいたします。
このブログが皆様の生活において何らかの気づきのヒントになれば幸いです。