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2022年2月10日 #0055 冬の風物詩から学ぶ

こんにちは。岐阜市で保険代理店を営んでいる株式会社L’s(エルス)の河合淳司です。皆様、如何お過ごしでしょうか。

今シーズンの冬は全国各地で大雪に見舞われています。関東圏もこれから雪に備えて高速道路の閉鎖や鉄道のダイヤの計画的な運休など騒がれており何かと不便を感じますね。

私の住む中部地区・岐阜でも例外ではなく今も雪が降っていて実家のある関ヶ原地方では観測史上最高の積雪量(90㎝)と報道されていました。

冬らしいと言えばそれまでなのですが、やはり大人になると当たり前の日常生活が崩れるのはツライところです。

『対策してても防げないこと』と 『そもそもリスクが見えていないこと』は全く違う

雪の話からリスク認識について考えてみましょう。

 

雪の降る地域は雪対策として次の事項が挙げられます。

・11月下旬にはスタッドレスタイヤに履き替える

また、雪が降るようになると

・雪が降る前にある程度の買い物はまとめて購入しておく(足場が悪いので外出の回数を減らす)

・夜、必ず天気予報を確認する。翌日に雪が降る事が分かっている場合は早く寝て早朝から敷地内の雪をのける

・出勤前に屋根に積もった雪を落とす(日中、降り続けると雪の重みで屋根が痛む・軒下の通行者に雪の落下の事故を未然に防ぐため)

・出勤後、勤務先の駐車場や店舗周りの除雪作業を行う。

・帰宅後、場合によっては除雪作業(翌日までに積もってしまうから)

・雪の積もっている時は軒先を通らない、近寄らない。必ず上を確認して雪の落下がないか注意する。(たとえ路肩に雪がなかったとしても屋根に残っている場合がある)

 

 

地元の人だったら当たり前のことばかりで珍しくも何ともないことですが雪がほとんど降らない・積もらない生活圏の人にとっては「へぇー、雪の除雪作業で早朝から作業するのか」「なんか大変そうだ」を他人事に捉える方が多いです。

 

毎年、必ず雪の降る時期にノーマルタイヤで雪に埋もれ走行不能でとなり身動きが取れなくなっている車が何台かあり驚かされます。

地元の人からすると「なんと無謀な」「自殺行為じゃないのか?」「よく事故しなかったね」

 

けど車の運転手は口を揃えたかのように

「少しくらいの雪だったら大丈夫だろうと思ってた」

「○○までは降っていなかったから大した事ないと思っていた」

「こんなはず(予定)じゃなかった」

 

上記は対象が『雪』です。

 

これが『地震』だったら日本に住んでいる私達、日本人なら身近なリスクとして情報に触れる機会が多いので想像できます。

「日本は大陸プレートが交差しているから地震が頻繁に起こっても不思議じゃないのは分かってる。いつかは到来するんだろうな」

「地震が発生したら家族との連絡は○○で、緊急的な食糧は~」

沢山の対策方法がスラスラと出てきます。

 

また、『コロナ』が対象だったら、

「コロナに感染すると仕事のメンバーに迷惑がかかるので絶対に気を付けよう」

「コロナ対策として3密を避けよう」

ほぼ全員が意識していて感染対策の知識も十分あります。

 

3つの対象を例に出しました。

『雪』『地震』『コロナ』に対してのリスクに対しての認識・対策の差は何処にあるのでしょうか?

それは『どこまで身近に感じているか?』『自分事として捉えているか』です。

 

『コロナ・パンデミック』は世界中のほぼ全員が予想していませんでした。これは『今まで起きなかったから今後もビックリするような事は起きない』が通用しなくなった事例です。

これから現在の私達の考えつかなかった事が起こっても不思議ではないともいえます。

生き易くする知恵

保険代理店だからこそ、伝えたい概念があります。

・リスクを見える化する

・「こんなはずじゃなかった」を出来るだけ少なく、小さくする。

・不測の事態を極力、避ける行動を意識する。(不測の事態を発生させない)

・通常モードから逸れた場合の『プランB案』『プランC案』を考えておく。

 

ちょっとだけ想いを巡らせておいて生き易さのシュミレーションをしておくことをオススメします。

一見、不安を助長するようにも取れますが逆です。

日々の日常を楽しむ為にポジティブに備える。

弊社が関わったことによってお客様のライフスタイルが少しでもブラッシュアップできるなら幸いです。