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2022年8月11日 #0069 内から湧き起こるニンジン

おはようございます。岐阜市で保険代理店を営んでいる株式会社L’s(エルス)の河合淳司です。皆様、如何お過ごしでしょうか。

 

最近、実家の古屋の改修工事をDIYで取り組んでいます。腐った柱などの修復工事で建物を維持するとが目的です。慣れない左官工事、大工仕事を試行錯誤しながら楽しんでいます。

安全第一での取り組み(疲れが溜まる前に何回も休憩を入れながら)で思うように作業が進まないのが歯痒いですが、無理してケガ・熱中症になったら元も子もなくなるので仕方ありません、、(笑)

『実現したいライフイベント』 引き寄せスキル

 

写真は先日、訪れた白川郷・合掌造り集落郡にある和田家(国指定重要文化財)の囲炉裏です。文化財登録されているだけあって保存状態が良く、とて見所があります。囲炉裏の上にある火棚(炉の上に吊るしてある棚)もそのまま残っていて何時間でも見ていられます(笑)

ただ、見ているのではなく、

「仮に自宅の古屋に囲炉裏を作るとしたらどこに設置しようか?」

「どんな木材を使おうか?」

「(こんな囲炉裏があったら)誰を呼ぼうか?」

「どんな食材を使って料理しようか?(季節は?)」

「どんなお酒が合うのか?」

色々と妄想していると楽しくなります。

もし、仮に実現したら何とも贅沢な気分になりそうでね。

 

今、進めているDIY作業と『囲炉裏の妄想』はかけ離れていますが私の中では繋がっています。

修繕工事の先、実現したい理想の完成形を夢見ながら現状の作業を行っていくと

『仕方なくやること』が

『実現したら面白そう』になり、

『せっかくなら実現しよう』に変わっていきます。

自分という馬を仕立てる

将来の時間軸(目の前)にご褒美(人参)を設定する(ぶら下げる)方法。

日常にはワクワクしない作業、ルーティン『~すべき』が沢山あります。

どうせやらなきゃいけないのならば『楽しそう』を散りばめていくとモチベーションが上がります。ポイントは小間切れです。

自分という馬(例えが、、笑)に一度に大量にご褒美をあげないことです。大き過ぎるご褒美は満足してしまうし、小さ過ぎる満足ではモチベーションが続きません。与える間隔も考慮しなければいけません。ご褒美の種類も単調なものばかりでなくバリエーションあった方が良いでしょう。

私にとて改修工事、遂行に対しての『ご褒美』の一例を挙げてみます

・休憩時間の水分摂取

→車好きが愛車に対してこまめにメンテナンスするような気分になる

・休憩時間に自分が行った作業現場をぼんやり見る

→全体を俯瞰してイメージを膨らませる(楽しい)

・どのように作業を進めていったらよいか作業工程(段取り)を考える

→どうやって課題(パズル)をクリアしようかワクワクする

・ホームセンターなどで資材や工具をみる

→自分だったら~を考えるとワクワクする

・「もし、完成したら~」のイメージを妄想する

→実現した将来が近づいてきた感覚になりワクワクする

 

お気づきになりましたか?

この中には物質的なご褒美は水分以外、入っていません。また、妄想することで次の展開(完成した後、誰と~)が繋げていることで(ぼんやりと)次の叶えたいゴールが新たに設定されています。

お金もかからないし、他のゴール(この場合、完成した後の展開)が絡んでくることによってワクワクを増やしています。

心理学ではモチベーションは外部からの動機(理由づけ)より内部からの動機づけの方が長続きすると言われます。

内部とは『自分の中から湧き出す何か』

そのためには日頃から些細な事に感心を向けて感情を動かしておくことが重要になります。

茶道の先生によく言われている言葉があります。

「何事にも感動しましょう」

知らず知らずのうちに先生の教えが実現したいライフイベントを引き寄せるコツだったと改めて気がつきました。

 

このブログを通して少しでも生活のヒントになれば幸いです。