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2022年8月16日 #0073 お決まりのフレーズに隠された動機

こんにちは。岐阜市で保険代理店を営んでいる株式会社L’s(エルス)の河合淳司です。皆様、如何お過ごしでしょうか。お盆休みが終わって今日からお仕事の方も多いのではないでしょうか。

弊社も今日から通常通り営業しいております。連休明けの初日の出勤はどこか気が乗らないとよく聞きます。

連休明けに必ず聞こえてくるフレーズで

「連休明けの出勤は辛いですね」

「○○日出勤すればお休みなので頑張りましょう」

この聞きなれたフレーズに隠されている動機が以前と違ってきていると思っています。私なりの考察をしてみました。

水面下で進む金融リテラシーの上昇

いつも思うのですが、この考え方は『休日が幸せな時間で仕事は苦痛な(退屈な)時間』というスタンスではないか?

 

そうであるならば、その考え方の人が幸せの数値を大きくしようと思ったら

『できる限り仕事の時間を減らして休日の時間を増やすこと』になります。

理論上では簡単に分かりますが当然、仕事をしないと収入がなくなるので

『仕方なく仕事をする』

の思考が多数派となり、連休明けにいつものフレーズが飛び交う。

 

私は本屋に行く事が多いです。(ネット購入もあるので以前よりは訪問頻度は減りましたが)全ては把握できないものの、本屋には、世論の流れや空気感を感じ取るには良い場所です。それは共感を呼びやすいフレーズ、人気のあるカテゴリーが主要スペースを占めているからです。本購入だけが目的ではないので複数店舗、時間帯も変えて伺います。そうして感じていることは

【コロナ前】

人生において仕事をする時間のウエイトが大きい。だから

①『楽しく仕事をしよう・仕事を通して成長しよう・仕事に価値を見出しましょう』

【コロナ後】

コロナパンデミックを経験して、これからは今ある仕事は永続的にあるとは限らない。だから

②『やりたい事を優先しよう。収入の多い・少ない、は必ずしも幸せの度合いではない』

③『仕事(労働)をしなくてもコンスタンスに収入が入ってくる仕組みを作りましょう(投資をしましょう)』

 

この変化の要因として以下の事が挙げられます

コロナで収入が増減して今まで価値観を強制的に見つめ直す機会となる

オンラインツールが一気に普及した

・いつ終息するか分からないご時世、一つの収入源に頼る危険性に目覚めた

・価値観の転換で『大切にしたい何か』に気づいてしまって働き方に疑問を持つようになった

・今まで苦痛だった仕事(労働)時間のウェイトを少なくすべく、資産運用に積極的に取り組むようになった。ある程度の資産運用の道筋(目途)が見えてきたので以前のようなモチベーション(仕方なく・頑張らなきゃ)は必要なくなってきた

 

表面上は相変わらずのフレーズでも刻一刻と変化は進んでいます。

これからもアンテナは高く、何事にも興味を持て、仮説を立てて物事の本質を知る努力は続けていこうと思っています。

 

お客様とライフプランニングの話をしている中でコロナパンデミックを経験してから副業や独立の準備を進めている方、今まで我慢してきた趣味を家計の中に組み込まれる方(優先される)が多くなった様に思います。

幸せの形はひとつではありません。実に様々な価値観があるものだなぁと勉強させてもらっています。

 

このブログを通して少しでも生活のヒントになれば幸いです。